今日は、クリチャンスの女性たちとお出かけ。田植えも一息ついたところで、マナンタヴァディからバスで10分ぐらいの、トーニチャル寺院でのお祭りに行く。
まず、寺院の儀礼とは関係ないが、またしてもみんながお出かけするや否や、べたべた触ってくることが発覚。寺院には、コドゥマイル以外にも知り合いのクリチャンスの人たちがたくさんやってきたが、彼らも触りまくる。やはり、不可触の実践は、家を境界にしてあったのだ。彼らの家や、その近くでは恐ろしく警戒していたが、カマナを離れ、寺院に着くともう無礼講。クリチャンスの伝統に何かとうるさい、コーピの奥さんも触る、触る。折角なので、私も(今まで気をつけていた分、ちょっとおそるおそる)触り返すことにした・・・
さて、儀礼というよりは、神々のパフォーマンスの日のようで、いろんな神が、太鼓と爆竹のものすごい音とリズムに合わせて踊ったり、何やらパフォーマンスをする。ストーリー性があるのかはないのかは、なぞ。
食事は、寺院で無料提供。ひどい人だかりでご飯にありつくのも一苦労だ。
それから、食後は、クリチャンス特有の神であるマラカリの催しだ。炎天下の人ごみで、結構しんどくなってきたが、みんなこれだけは見て帰れ、というので、待つことにした。
そして、いよいよマラカリ登場。他の催しと違って、神の他にも10人以上のクリチャンス青年が登場。マラカリは、赤い衣装に赤いメイクで、はっきりいってかなり怖め。で、また激しい太鼓のリズムがはじまる。マラカリは奇声を発しながら、ココナッツを青年たちに投げる、投げる(ただし、地面を転がすように)それを、10メートルぐらい離れた青年たちが、投げ返すというものだ。これを何度も何度もやりながら、寺院の真中にある神木の周りをぐるぐる回る。観衆たちもだんだん興奮状態になってくるころ、マラカリは再び「キェーーーーーーッ」などと言いながら、ココナッツを全部投げつけて割る。そして、割り終えると、青年たちは、退場し、一人残ったマラカリが、狂い踊りを続ける、というものだった。
奇声も怖いし、踊りも怖い。レヌグが、自分の家にはマラカリがついていて、怖いから何もクリチャンスの伝統にそむくことはできない、と言っていたことや、シャイマがこの家にはマラカリがいるので、幽霊がすごい、と言っていた意味がなんとなくわかってきた。
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