2008年4月9日

20080408 初潮の儀式

今日は、10時にクルチャヤスのコロニーに行き、儀式に参加する。結婚式と勘違いしていたが、なんと初潮の儀式(Terandi Kalyaanam。ラーマンはメンシスカラヤーナムと言っていた)であった。結婚式もそれ以外の儀式もマラヤーラムではKalyaanamというので間違えたようだ。さて、ひとまずコーヒーをもらい、例によってしばらく座って待つことになる。ようやくごはんを炊き始めたらしく、儀式がはじまるのはまだまだ先のようだ。12時近くなって、何人かの男性が小さなチェス台のようなものを囲み、コインを投げたり配置換えをしたりして真剣に話し合っている。これが何を意味するかは分からないが、ひとまず見ている。(ゲームのようにも見える。占いなのかもしれない)少しすると何やら結論にたっしたようで、ステンレスのお皿にココナッツ油が入れられて、家の角の前に置かれる。今度は、そのお皿を家の後ろに持って行って、そこで二人の少女が髪の毛を潤す。お清めが始まったようだ。おもしろいのは、ナイフ(カッティとは違うもの)が彼女たちの足元の地面に刺されている。それから、彼女たちは周りに何人かの女性陣とともに、そのナイフを持って下の畑の方に行き体を洗うらしい。彼らしかそれには行くことはできない。彼女たちが油で髪の毛を潤した場所に、牛フンの液状(Suddiyamandi)のものがまかれる。これもお清めの一種だろうが、かなりくさい。

それからが長い。一時近くまで特に動きはなく、Poojaの器具を洗ったりしている人がいる以外はまたみんなのんびりしている。私は空腹感をおぼえ少しイライラしてきた。

沈黙の時間が過ぎて、彼女たちが戻ってくるといよいよPoojaの開始だ。まず、2人の少女たちのおでこと首回りに山吹色のラインが引かれ、ついでに私の眉毛の真ん中にも一センチぐらいのポトゥが引かれる。彼女たちは、取り巻きにされるがまま白い布をまとい、装飾品をつけられる。またナイフは下に刺さっている。それが終わると、先ほどコインの儀礼がされていた場所に彼女たちもつれてこられた。そこには、米粒が山もりの筒をその横にヒンドゥーの儀礼でよく見られる火台が置いてあり、その周りを取り巻き立ちとぞろぞろ三回まわる。それから米筒の前に少女が座り、取り巻きたちが一人一人、米粒を左右に少し落とし、次に彼女の額に数粒垂らす。これをまた何回か繰り返す。

というのが、一連の儀式で、そのあとは食事になる。私もまぎれて今日の儀式の中心の少女と取り巻きたちと一緒に食事をさせてもらった。まず山もりのパーチョール(パイソンかと聞いたら、液状のものがパイソンでお米がどろどろしているのはパーチョールというらしい)がバナナの葉に盛られる。甘いが、空腹なのでたくさん食べてしまった。それから普通にご飯、サンバー、カボチャカレー、インゲン豆のトーレン、アチャール、ドライフィッシュのカレー、マトンカレーなどの食事だ。久々に呼吸ができなくなるほど、食べさせられた。

今日の収穫は多い。まず何より閉鎖的なクルチャヤスのコミュニティーの儀式に入り込めたことだ。クルチャヤス以外の参加者は私一人だ。これでまた一気に顔を覚えてもらえた。前回の屋根葺きでもいたコピという人の家に木曜日に誘ってもらった。彼の農業も見られそうだ。それからラーマンもまた二日したらうちにおいで、と帰り際に行ってくれた。私がクルチャヤスの人たちのところに通うことに違和感がなくなってきている。それから食事作法もやはりそんなに境界があるというわけではないことがわかったことだ。といっても、私が外国人なので特別扱いを受けている可能性が高いので、ここはもう少し保留にしておくべきであろう。

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